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月刊群雛(ぐんすう)専門店

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冊数 34

紙本 34

更新 2023.12.17

ジャンル 文芸1 カルチャー全般33

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月刊群雛は毎月最終火曜日にオンデマンド印刷版と電子版を同時発売!

掲載作家は毎号一般公募。巧拙問わず(もちろん校正済み)、ジャンル不問(まるで福袋)、早い者勝ち(意欲溢れる作家陣)という前代未聞の電子雑誌です!

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    • 【超短編集】World of IDEA ~創造的想像寓話~

      2016年5月26日更新 初版 …………………………    この世界には巨大な傘が建っている。降り頻るガラスの雨から身を守るため、指導者が造らせたものだ。 <独裁的世界>より  イディアによって構成される永久不滅の世界、イディア界。ここでは人間の想像から生まれた亜空間的世界を意味します。その人物を「image」の領域で構成し、現実世界を無意識下で支配しています。  500文字以内で紡ぐ不思議なイディア界の物語を、どうぞご堪能下さい。

      データ本
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    • CANVAS

      CANVAS

      紙男著

      シキシ文藝発行

      2016年4月18日更新 初版 …………………………  青い草原の上に、鉛雲がのったりと流れてく。  3人の少年たちは必死に飛び跳ねて、その雲に掴まろうとした。  だがまるで手応えはない。何度挑戦してもできなかった。  しかしその少女は、簡単にそれができた。 <雲の下で>より 500文字以内で紡ぐ魅惑の物語の数々を、どうぞご堪能下さい。

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      255円
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    • 卒業[アンソロジー短編集]

      5人の書き手が放つアンソロジー短編集、第4弾! 今度のテーマは「卒業」。 別れの季節にまつわる5つのお話を収録。 〈収録作品〉 笹原祥太郎「霧中スプリング」 楢野葉  「ゴーン・アウェイ」 これこ  「To cross a line」 山田宗太朗「酒をすてる」 晴海まどか「第2ボタン・リバース」 ------- ※一般的な文庫本換算:236ページ(39字×15行計算)

      データ本
      220円
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    • わーくしょっぷ[アンソロジー短編集]

      5人の書き手が放つアンソロジー短編集! 知りたがりの変人と地味で普通な佐藤くんを描いた青春小説「三月ウサギは知っている」 古い友人との再会に向かう中、僕を包む違和感の正体は?近未来SF小説「ヴァージョンBの世界」 スカンディナヴィアの海の男たちの英雄譚「霧の盟友」 少女と雪だるまの夏の思い出を描くダークファンタジー「残暑の雪だるま」 久しぶりに集まった三人。山口が音信不通になった理由とは?純文学「ロンドン・プライド」 幅広いジャンルの短編小説を集めた珠玉の1冊。 お気に入りの1作をどうぞ見つけてください。 〈収録作品〉 晴海まどか  「三月ウサギは知っている」 楢野葉     「ヴァージョンBの世界」 笹原祥太郎 「霧の盟友」 これこ     「残暑の雪だるま」 山田宗太朗 「ロンドン・プライド」 ------- ※一般的な文庫本換算:189ページ(39字×15行計算)

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    • むらさだめ

      むらさだめ

      宮本誠一著

      夢ブックス発行

      事業に失敗し自己破産した斉藤は、右足に麻痺があります。破産手続きの際、住居も手放した彼に書記官が郊外の空き家を勧めます。そこは高齢者や障がい者を対象とした通信機器利用の研究地区に指定され国からの補助が下り、最近、一人暮らしの家主が亡くなったことで書類上の穴埋めの意味も兼ねていました。 無料で借りられる条件に快諾した斉藤でしたが、実際行ってみると谷間の橋一本で結ばれ明治から昭和、平成にかけ幾度かの合併を経ながら存続してきた限界集落であり、江戸期までは山伏の修業の地だったことを知ります。 村に移り住んだ斉藤がまず知り合ったのは、自分より早く入居していた同じく自己破産者で聴覚障がいの橘佐織でした。しかし彼女は、実は谷向こうに住む満雄と結婚したものの借金だけではなくDVにも苦しんだ挙句、子どもの親権をめぐり離婚争議の最中で、取敢えず距離を置くため逃げて来ている身だったのです。 佐織に案内されながら、徐々に地域の高齢者たちと溶け込むうち、明治の中頃、その村に疱瘡が流行した折り、政府から谷向こうの者たちへ感染を防ぐため橋を落とすよう達しがあった話を聞きます。   そのとき誰もが躊躇する中、悩んだ末まず初めに立上がったのは、三軒村から後妻に来たばかりのフデで、彼女は若い時分、山伏と恋に落ちた過去を持ち、その際、村人たちから厳しい咎めにあっており、しかも佐織の夫、満雄の曾祖母でもありました。 そんな過去のエピソードが現在の物語と絡まりながら解き明かされていくうちに、斉藤は長い歴史の中で様々な状況の変化や制度の変遷の中にあっても、地に足をつけ生きてきた村人たちのたくましさとしたたかさを感じずにはいられないのです。

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    • 有明幻想

      有明幻想

      宮本誠一著

      夢ブックス発行

      有明海沿岸の熊本県北部に位置する、かつて石炭で栄えた荒尾で貝堀の仲買を生業とする家に生まれた二人の兄弟。兄の敏雄は、友人の退学処分に憤り、校長室へ怒鳴り込んだ勢いで自らも高校を中退し、弟の浩一は将来の貝漁や海のことを勉強しようと大学の水産科に進学していました。 だが、昭和から平成に移るとともに諫早湾の干潟埋め立てと炭鉱閉山があり、貝の収穫量は目に見えて激減しています。 そんな中、敏雄はスナックで知り合った律子を家へ連れ込みます。彼女は子を孕んでいます。浩一はたまたま、市民プールの清掃のアルバイト中、白骨を見つけ、ひと騒動となります。貝漁とプール掃除という激務の中、黙々と働く女たちとともに汗を流す二人の兄弟。浩一は骨の正体が誰なのか気になり、また敏雄は貝漁の先行きを心配しながら、台風は着実にやってき、律子の出産も近づいてきます。 どこか落ち着かずいらだつ敏雄の頭にあるのは、父母が事あるごとに話して聞かせた、かつて敏雄が同じく母親から生まれる直前、台風の過ぎ去った後の有明海の情景でした。なんとそこには、突風がおさまった後、人の背を超すほどに貝が山のように盛り上がり、雲仙岳と重なるように聳えていたと言うのです。敏雄は作り話のようなその幻影を追い払うかのように、何かに取りつかれたよう猛スピードで海へと車を走らせるのですが……

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